インターネット(Internet)とはインターネットプロトコル(Internet Protocol)技術を利用して相互接続されたコンピュータ・ネットワークのうち、インターネット・プロトコルによるネットワークを相互接続して構築されたネットワークを指す語である。漢字で「国際電網」または単に「電網」と訳す場合がある。
Internet(いんたーねっと)
インターネット(Internet)とはインターネットプロトコル(Internet Protocol)技術を利用して相互接続されたコンピュータ・ネットワークのうち、インターネット・プロトコルによるネットワークを相互接続して構築されたネットワークを指す語である。漢字で「国際電網」または単に「電網」と訳す場合がある。
Server (さーば)
コンピュータネットワークにおけるサーバとは、サービスと呼ばれる機能を提供する、1台あるいは複数台のコンピュータからなるシステムである。サーバはサービスを受ける側のクライアントと対になる概念である。サービスの実体は、クライアントの様々な要求とサーバの応答からなる。サーバは、1台のサーバとして動作するハードウェアを単位として捉えられる場合と、サーバの個々の機能を提供するソフトウェアを単位として捉えられる場合がある。
Webや電子メールのようなサービスを提供するサーバアプリケーションソフト(ApacheやXmailなど)は、ブラウザやメーラーのようなクライアント側のソフトに対して情報を送信する。また、そういったサーバアプリケーションを実行するコンピュータをサーバマシンと呼ぶ。一般的にサーバマシンは不特定多数のクライアントに対して情報を送信するため、高機能が求められる傾向にある。そのためパーソナルコンピュータとは、ハードウェア構成、機能性に差別化が図られる。
しかし近年はハードウェア性能の向上によって、自宅サーバ程度であれば、パーソナルコンピュータにもサーバ用途に耐えうる性能を持つものも存在する。Windows XPには、パーソナルコンピュータからWebへ情報を公開できるソフトIISが標準付属している(セキュリティホール対策のためOSインストールと別途のインストールが必要である。)またMac OSにもApacheをベースにした同様のパーソナルウェブ共有という機能が付属している。
日本ではインターネット上での発言や活字において、発音が似ている「鯖」(サバ)の文字を隠語として使用する例が見受けられ、「○○鯖(= ○○サーバ)」という用い方をされる。
広義(an internet)では複数のコンピュータ・ネットワークをインターネットワーキングと呼ばれる技術により相互接続したネットワークである。狭義(The Internet,The Net)では前述の広義のインターネットに該当するものどうしが非常に大きな規模で国際的に広く相互接続されている状態、またそれ全体をネットワークとみなしたときの呼称である。現在のところ唯一無二のため、固有名詞として扱われる。
インターネット2(Internet2)とは今のところ広義のインターネット(an internet)に属する。インターネット2は米国中心の研究機関・大学等を相互接続した実験用ネットワークであり、一般に言う「インターネット」とは相互接続されていない。
一般的に「インターネット」と言う場合、狭義のインターネット(The Internet)を指す。大小様々なコンピュータ・ネットワークを相互に連結させて、国際的な通信ネットワークが構築されている。
通信プロトコルには初期にはさまざまなプロトコルが使われていたが、後により可用性の高いIP(インターネット・プロトコル)が標準的なプロトコルとして採用され、全世界的にまた一般的にも普及するようになった。
インターネットにおいて一般的に利用される各種の技術や管理制度は歴史的経緯から一般に公開されているものが多い。インターネット上においては特定の集中した責任主体は存在しない。全体を1つの組織・ネットワークとして管理するのではなく、接続している組織が各ネットワークを管理する建前となっている。事実上の管理主体(ICANN、IETFなど)はあるにしても、それは接続している組織・ネットワークの総意として委任されていると言う建前になっている(国際的に中立的とされ、また一部は国際機関による管理もある)。それはインターネット・プロトコルの開発においても同様であり、RFC(Request for Comments)に具体化される。ただし、ICANNは非営利団体ながらも米商務省の傘下にあり、国際問題となっている。
インターネット接続が難しかった時代には、UUCPによる研究機関・大学や一部の企業などの間でのメール・ネットニュースの交換が多くみられた。専用線が高価だったための苦肉の策である。その後接続コストの低下に加え、World Wide Web(WWW)の流行、さらにパソコン向けOSのインターネット接続対応により、一般的ユーザへも爆発的な普及を見るに至った。
1969年、冷戦時代のアメリカで国防用コンピュータネットワーク構築を主目的に前身の「ARPANET」(アーパネット)が開発された。軍事的攻撃を受けても維持できる通信網の研究を行った結果、電話のような中央集権型のコントローラを持つ通信網では軍事攻撃によりコントローラが破壊された場合、そのコントローラに接続している端末全てが通信網から切り離されてしまうため、電信をモデルとして特権的なコントローラを持たない通信網を実験的に作りあげた。これがインターネットのはじまりである。これは最初、ARPAの研究計画に参加している大学や研究所のコンピュータを相互に結びつけることから始まった。
1986年には軍事用のARPANETから分割される形で、全国科学財団による学術研究用のネットワーク基盤NSFNetが作られ、徐々に大学などの大型コンピュータとも結びつき世界中に広がりを見せた。
1991年にはフランス・スイス国境上にある素粒子物理学研究所・CERNの研究員ティム・バーナーズ=リーがWorld Wide Webプロジェクトを発表する。HTTP、URI、HTMLといった今日のウェブの基礎がこのプロジェクトの中から生み出された。
1995年にはNSFNetは民間へ移管され、Windows95の登場で一般個人でのインターネットの利用に加速がついた。なお、Windows95の初期バージョンではインターネット関連の機能は「Microsoft Plus!」による拡張機能とされていたが、OSR2以降は標準搭載されている。当時、パソコンにおけるLANの通信プロトコルとしてNetBEUI(Windows他)、AppleTalk(Macintosh)、IPX/SPX(Novell NetWare)などが採用されており、プロトコルの非統一による不都合が少なからずあったが、インターネット利用が広まることでLAN内においてもTCP/IPが事実上の標準になりつつある。
世界的には常時接続環境が提供されているのは都市部が中心で、地方や離島では情報格差が問題になっている。また、発展途上国では多くの国民にとって端末であるパソコンが高価であり通信料金も高いため、インターネットカフェがインターネットの普及を支えている。